最近増えてきている家族葬とは?そのメリット・デメリットを知る!

最近増えてきている家族葬とは?そのメリット・デメリットを知る!

少子高齢化・核家族化を背景に、最近増えてきている「家族葬」ですが、具体的にはどのような葬儀のことなのでしょうか。

急な葬儀になったときに慌てないためにも、家族葬の、一般葬・密葬との違いや、メリット・デメリットを確認しておきましょう。

家族葬とは

家族葬という葬儀の形について分かりやすく説明します。

家族葬ってどんな葬儀?

家族葬とは、家族や親族、ごく親しい友人などの少人数で行う葬儀のことです。限られた人数で行う点では「密葬」と同じですが、厳密には、後に一般参列者を招いた本葬を行う予定がある家族葬のことを密葬といいます。

近親者のみので行うため、一般葬よりも費用を抑えることができ、参列者応対もありません。そのため、遺族のみでゆっくりとお別れする時間を過ごすことができ、自由度も高いことから、人気のスタイルとなっています。

家族葬と一般葬の違い

家族葬と一般葬の大きな違いは、参列者人数と規模の大きさです。一般葬は、近親者だけではなく、勤務先の仲間や故人の縁者、近隣住民などにも参列いただきます。

家族葬が、多くて30名程度までの葬儀なのに対し、一般葬では、50150名程度の参列者となります。その分大きな会場を選ばなくてはならず、飲食費用なども増えることから、一般葬の方がお金がかかることになります。

最近増えている家族葬

公正取引委員会が2017年に発表した「葬儀の取引に関する実態調査報告書」※1によると、葬儀の種類別の年間取扱件数は、「一般葬」が63.0%で最多となり、これに「家族葬」が28.4%で続いています。

また、年間売上高をみると、トップは「一般葬」で76.2%、次点の「家族葬」は19.2%となりました。いずれも、一般葬のシェアが高いことになります。

 

【葬儀の種類別年間取扱件数】

【葬儀の種類別年間取扱件数(%)】

【葬儀の種類別年間売上高】

【葬儀の種類別年間売上高(%)】 


一方、回答した葬儀事業者等が「増加傾向にある」とした葬儀は、扱い件数も売上高ともに、「家族葬」が5割超えでトップになりました。これに「直葬」(扱い26.2/売上23.1%)が続き、「一般葬」は扱い件数で5.4%、売上高で7.5%に留まっています。

さらに回答業者が「減少している」と答えた葬儀は、「一般葬」が扱い・売上ともに7割弱でトップ。このデータからみても、大人数の一般葬は減少傾向にあり、小規模・簡略化の家族葬や直葬が増えていることがわかります。


【増加傾向にある葬儀】

【増加傾向にある葬儀(%)】

【減少傾向にある葬儀】

【減少傾向にある葬儀(%)】

出典:公正取引委員会「葬儀の取引に関する実態調査報告書」平成293


家族葬の一般的な流れ

家族葬を行う流れは、一般葬と変わりありません。近親者のみで行うので、外部からの参列者に対する気遣いなどもなく、時間や儀礼にとらわれずに進めることができます。

一般的な家族葬の流れ

ご臨終●死亡の連絡
●医師から死亡診断書を受け取る、退院手続き
●葬儀社等へ遺体搬送依頼
ご遺体搬送・安置●自宅や葬儀場などへ搬送。安置
●死亡届の提出
葬儀社打ち合わせ●葬儀日程の調整
●葬儀プランの打ち合わせ
●葬儀に筆媼遺影や喪服などの準備
●葬儀費用、お布施等の準備
●通夜・告別式日程の連絡
●納棺
通夜●受付~読経~弔電披露~喪主挨拶~お焼香
●通夜のふるまい
葬儀・告別式●受付~読経~お焼香~別れ花の儀式
●出棺~火葬場へ移動
火葬●火葬~お骨上げ、納骨~繰り上げ法要など

家族葬のメリット・デメリット

メリットが多く感じる家族葬ですが、デメリットや注意すべきこともあります。

家族葬のメリット

  • 少人数・小規模なので、費用を抑えることができる
  • 近親者だけで、ゆっくりと故人を偲ぶ時間を過ごすことができる
  • 葬儀内容を比較的自由に決められる
  • 葬儀の準備時間や手間を減らすことができる
  • 参列者がいないので気遣いが無くて済む
  • 近親者のみなので、故人好みのグレードの高い演出ができる

などが挙げられます。

家族葬のデメリット

一方のデメリットは、

  • 葬儀後の自宅などへの弔問客が多くなる可能性がある
  • 周囲の理解が得られない、不満を言われる場合もある
  • 香典収入を見込めない

などとなります。

家族葬の注意点

家族葬にすると、葬儀後に弔問客が来て、その対応に追われることも多いようです。そのためにも、家族葬を選ぶ際に注意するポイントは、

  • 参列者は誰を呼ぶか、訃報をどの範囲まで知らせるか、香典・供物は受け取るかなどを決めておく
  • 訃報を知った参列希望者にお渡しする、お断りの文章を用意する
  • 事後の弔問者が多くなりそうなら、お別れ会をする、四十九日法要に参列いただくなどの対応を考えておく

などの準備もしておきましょう。

まとめ

家族葬は最近人気のスタイルであるとはいえ、故人と親交のあった友人・知人が多い場合は、葬儀後にその対応に追われることも少なくありません。故人を偲んで来てくださる方の気持ちを汲んだ葬儀後の対応も、事前に考えておく必要があります。公開しない家族葬を行うためにも、ぜひ参考にしてください。

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