直葬とはどんな葬儀?行う前に知っておきたい5つのこと

直葬とはどんな葬儀?行う前に知っておきたい5つのこと

昨今の葬儀のスタイルは、小規模の家族葬や一日葬、直葬などが増えています。

中でも「直葬」は、火葬のみを行う最も簡略化した葬儀で、忙しい人が多い都市部や、費用を抑えたい人の間で広まっています。

また、2020年からコロナウィルスによる影響で、直葬を選択することが大変増えました。

ここでは、直葬を選ぶ前に、確認しておくべきことについて紹介します。

直葬とは

まずは、直葬がどんな葬儀なのかを確認しましょう。

直葬ってどんな葬儀?

直葬とは、お通夜や葬儀・告別式を行わずに、火葬のみを行うスタイルの葬儀で、火葬式ともよばれます。

多くても10名程度の参列で、ほかの葬儀に比べて費用を抑えることができ、短時間で済ませることができるのもメリットです。

少子高齢化・核家族化が進んで参列いただける方も少なくなり、遺族や高齢の親族のさまざまな負担を軽減するために、昨今増えている形式です。

火葬は、亡くなった後24時間が経過しないとできないため、それまでの間に、納棺やお別れの儀式などを行うことができます。

僧侶を手配して、火葬時に読経をしてもらうことも可能です。

直葬の一般的な流れ

直葬は、火葬のみの葬儀なので、通夜や葬儀・告別式を行わずに、1日のみで行うのが一般的です。

【直葬の流れ】

ご臨終⇒ご遺体搬送・安置⇒納棺⇒火葬(読経をしてもよい)⇒お骨上げ・納骨⇒繰り上げ法要など

直葬にかかる費用は?

通夜や告別式がない直葬は、下記の費用がかかります。

施設使用料

直葬は、通夜や告別式を行わないため、その会場費用はかかりません。

ただし、遺体安置を葬儀社に依頼する場合や、遺族が一緒に宿泊するならば、安置室・控え室の使用料が派生します。また、遺体の搬送を葬儀社にお願いする場合も、その費用がかかります。

火葬費用

直葬の葬儀費用としてかかるのは、火葬費のみとなります。

火葬時に、僧侶に読経などを依頼する場合は、その分の読経料、戒名料、お車代などがかかります。また、納棺や骨上げは行うので、お棺や骨壺、供花などは、最低限必要となります。

おもてなし、返礼品など

通夜や告別式を行わず参列者がいない直葬では、原則参列者への返礼品費用はかかりません。

近親者のみの飲食費や移動費などを想定しておけばよいでしょう。ただし、葬儀後に、故人の死を知らせる案内や、自宅への弔問客に返礼品を渡す場合などは、その準備費がかかります。

その他

葬儀担当者への心付けなどが必要であれば用意します。絶対必要なものではなく、金額にも決まりはありません。

直葬のメリットとは

直葬のメリットとしては、以下が挙げられます。

  • 火葬のみなので費用を抑えられる
  • 家族・近親者のみで静かに送ることができる
  • 参列者に対する気遣いや対応が必要ない
  • 故人や遺族の希望であれば、かなえやすい
  • 参列者の身体的・時間的な負担を軽減できる

また、都市部に住んでおり、ふるさとであらためて葬儀を行うので火葬だけでよい場合にも、直葬が選ばれています。

直葬のデメリットとは?

一方、通夜や告別式を行わずに、故人と共に過ごす時間も限られるため、以下のようなトラブルが起きる可能性もあります。

  • お別れの時間が限られている
  • 家族や親族の同意を得ておかなければならない
  • 訃報を知った参列希望者に対するケアが必要になる
  • 日頃から世話になっている菩提寺とのトラブルが起きる可能性も

直葬で注意すべきポイントとは

直葬も家族葬と同様に、限られた人数のみで行うので、日頃から故人と親交のあった知人や職場の上司・同僚などには、早めに「身内のみで行う」ことを周知させる必要があります。

場合によっては、葬儀後に弔問の機会やお別れの会を設ける必要もあります。また、香典や供物を受け取るか否かも、決めておいた方がよいでしょう。

参列や弔問の希望者は、故人ときちんとお別れをしたいとしてくださる方々なので、失礼にならないように、対応の準備をしておきましょう。

まとめ

直葬は、最も簡略化した葬儀のスタイルなので、その分、参列できなかった故人の縁者に対するケアが必要となります。

身内のさまざまな負担の軽減を優先して、直葬を選ぶことも多いと思いますが、こうした周囲への配慮も、忘れないよう心がけましょう。

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